建売住宅の失敗談。内覧したのに気づかず後から後悔したこととは?

べあ

今回は、建売住宅の選び方に関する失敗談です。
建売住宅の動線、住んでから後悔した点について書いてくれています。建売住宅を購入する時や内覧するとき役に立つ内容です。
ぜひ参考にしてください。

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立地と見た目で選んだ家。住んでから気づいた数々の問題点

私は結婚をしてから家を建てることを決意したのですが、初めは注文住宅を希望していました。そのため、ハウスメーカーに伺ったのですが、その時に参考資料ということで、そのハウスメーカーが建てた建売住宅を見に行きました。

そこは新興住宅街で、色々なハウスメーカーの家がたくさんありました。駅から近いところ、区画が少し大きいところなど、新しい家ばかりでとても魅力的でした。気がつくとここの土地を購入して家を建てたいなと思っていました。

土地が高すぎてとても買えない。そんな中、運命的な家に出会う

しかし、やはり新興住宅街ということもあって綺麗に土地が整備されているため値段はすごく高額です。とても手が出せるような金額ではありません、値引きを依頼してもあまり値引きしてくれませんでした。人気の地域は買う人が必ずいます。そのせいか強気な営業マンが多かったのです。

ハウスメーカーさんは1つだけでなく何個も見学しました。とても参考になる家ばかりでしたが、とてもじゃないけど手が出ません。土地だけでも高いのに、家も付けたらすごい額になります。資金面の問題はずっと私の頭を悩ませていました。

しかし、建売住宅の中に運命とも言える家に出会いました。私たちはその家を気に入り、注文住宅という夢は諦め、建売住宅で家を買うことも検討し始めました。注文住宅か建売住宅かなんて分からないだろうと当時は思ってしまったのです。

建売住宅とは全てを受け入れて買うこと。不満点以上に良い点が多かった

建売住宅に心が傾きかけ、話が進んでいたのですが、その時、営業マンにその家を買うなら備え付けの家具まで買ってくださいと言われ、戸惑ってしまいました。

備え付けの家具はそもそも私の好むものではないし、処分をするにも凄くお金がかかります。そもそも買ってすぐに捨てるのはもったいないです。ただ、建売住宅を購入するということは、決められたプランやデザイン、仕様そのものを購入するということも重々承知していました。そのため、備え付けの家具を買うことも問題ないだろうと目をつむることにしたのです。

立地と見た目に惹かれ、即決で購入することに

何よりこの家はそれ以上に惹かれるポイントが多々ありました。まず惹かれたのは三階建ということです。さらに日当たりも良好です。新しい家がたくさん立ち並ぶので、同世代の子供達も増えると想像できます。これは子育てにも好都合です。さらに、小学校も近く、駅からも近かったのです。とても条件が良かったので即決で購入してしまいました。

住んで初めて気づいた数々の問題点

いざ住み始めると、色々と問題が出てきました。

まず、2階に2メートル幅ほどの小さなベランダが一つあるのですが、これが狭すぎるのです。子供が3人欲しいという希望があったので、この狭さは買う前から少し気になっていました。

その対策として、3階に洋室があるのですが、そこに洗濯干し用の物干し金具をオプションで付けようかと考えました。でも、やはり費用が膨らむことを懸念して断念してしまいました。

住み始めて1年が経ちますが、やはり干すスペースが足りなくプチストレスが続いています。この洗濯スペースの狭さは凄く失敗した箇所で悔いが残ってしまいました。

やはりお金が多少かかったとしても、オプションで物干し金具を付けておけばよかったなと少し後悔しています。洗濯は毎日のことなので小さな不満でもストレスになります。実際に住んだ時のことを考えず、オシャレさだけをとって、その場のノリで家を購入したことにも後悔しました。

内覧用の家だったのか?住むのに問題を感じてしまった

建売住宅はこんな家に住みたいとお客さんに思わせれば買ってもらえるので、私たちが購入したのはハウスメーカーの狙い通りだったのかもしれません。

た、この家は、後から気づいたのですが、このハウスメーカーしか作れないようなものを凝縮させて家の内装を作っているので、ごちゃごちゃしていて住むには問題がある感じがします。

さらに、ベランダを利用する時は、テレビの前を横切らなくてはいけない間取りなので、その点も気になります。気になり始めたら色んなところに目がつくようになってしまいました。

建売住宅で十分に満足するのはとても難しい

自分が設計していたらこんなことにはならなかったという感情が常に込み上げてきます。住んでみて初めて分かったことが多く、建売住宅で十分に満足するということが、どんなに難しいことなのか身に染みていますし、実感しています。住宅ローンを組み、簡単に引っ越し出来ない現状なので何だか悲しい気持ちになってしまいました。

やはり自分たちで設計して、家を建てることをお勧めします。人は何かを妥協しないといけませんが、バスを使ってもいいから、家自体にお金をかけて、住みやすさを重視した方が良いと思いました。

家は小さい買い物ではないので即決は絶対してはいけません。また、建売住宅で良いなと思ったら、後で融通が効くかどうかも調べておくべきです。後でオプションや変更が効くなら、建売住宅でも満足のいく家になると思います。

建売住宅は内覧できるからこそすぐに買いたくなる!冷静な判断を!

べあ

体験者さまはとても参考になることを言われています。

  • 日常生活に関する不満は小さくてもストレスになる
  • オシャレさに惹かれてノリで即決購入してはいけない
  • 住みたいと思えば買ってしまう

この3つはあなたが家を選ぶ時も参考にするべきです。

べあ

建売住宅のメリットは実物を見て購入できる点です。そのメリットを活かすためにも洗濯だけでなく、風呂場、トイレ、ドアから居間の電気を付けるまでなど生活に関する動線は絶対に確認するべきです。

これらは色々な方が失敗談として提供してくれています。
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あと、家は超が付くほど高額な買い物です。絶対に即決はいけません。これも同じように即決した人の失敗談があります。

建売の失敗談。日当たりの良い家がほしいならこれを確認して!

どんなに良い物件が見つかってもまずは一度家に帰り、親や兄弟など第三者に間取りを見せてアドバイスをもらうと良いですよ。

家を購入したことがある人なら、あなたが気づかないような問題点を指摘してくれることもありますからね!

べあ

最後に、体験者さまは注文住宅ならこんなことにはならなかったと言っていますが、勉強しなければ注文住宅でも絶対に後悔は出てきます。勉強しても最低1つは出るくらいです。

とにかく、間取りで失敗したくないなら、何よりも大事なのは、間取りについて勉強すること、土地探しで失敗したくないなら、土地探しを勉強すること。これがとても大事です。それを絶対に忘れないでくださいね。

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