建売住宅の購入前に必見!小さい子供がいるならこれは注意するべき!

べあ

今回は、2人の子供を持つ32歳の主婦の方の体験談です。建売住宅の立地に関する失敗談になっています。

事前に住環境の調査することの大切さを教えてもらえる話になっています。お子様をお持ちで建売住宅を検討してるならとても役に立つ話だと思います。

ぜひ参考にしてください。

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住んで初めて気づいた不便さ。住環境は価格よりも大事

家を購入するときに、何件も見て回った結果、価格が一番安くてお手頃な物件に魅力を感じ、建売住宅を購入しました。小さな子供がいるので、月々の支払いが少しでも楽になるようにと、価格のことばかり考えて立地に関してはあまりに無頓着でした。

子供には遠すぎる、そして危険な通学路

物件を紹介してもらった不動産会社の方には、「近くに小学校と中学があり通学に苦労しません」と話がありました。その言葉を信じて鵜呑みにし、全然調べていませんでした。

引っ越してみたら小学校は片道子供の足で40分以上はかかるし、その途中に遮断機があってけっこう車通りも多く危ない道だったんです。中学校もさらにそこから数十分歩かないと着きません。

車で行ったら近いかもしれませんが、歩いて通う距離としては決して近いとは言えない距離です。子供はまだ幼稚園なのですが、小学校や中学校に上がったら毎日心配で仕方なくなりそうです。

幼稚園、病院も遠い。子育てにとても不便な立地だった

また、幼稚園も近くには私立しか無く、かなりお金がかかります。近くといっても、1番近い園で自転車で20分はかかります。とにかく子供を育てるのに必要な施設がことごとく遠いんです。

市立の図書館や子育て支援センターなどもありますが、自宅からどこもかなり遠く、車がないので子供二人を自転車で連れていくには本当に大変です。子供を育てるにあたって、充実した施設が近くにあるか、学校が子供の足でどれくらいなのか確かめておけばよかったと後悔しています。

大きな病院もなく、近くにクリニックはあるのですが駅まで出なければ子供を診てくれる小児科がありません。具合が悪いときに無理をさせて連れていかなくてはならないので可哀想になってしまいます。やはり子供を優先的に考えて病院や学校が近くにある方が良かったと感じています。

駅までバスで15分のはずが実は長くて50分…

また、自宅から駅まで遠いのも誤算でした。
建売住宅を購入するにあたって駅まで出やすいかもポイントでしたが、駅までバスで15分のところだけを確認していました。

実際には自宅からそのバス停まで歩いて15分は必要で、バスも本数が少ないので1本逃してしまえば20分待つこともざらでした。ようやくバスに乗ってからの15分なので、自宅から駅まで50分近くかかることもあります。本当に詰めが甘かったと思っています。

好きだった景色はすぐに様変わり。日当たりも奪われた

建売物件を購入した時は、周囲に建物が殆んどなく見渡す限り田んぼでのどかな景色が広がっていました。そこも気に入った1つだったのですが、引っ越してきてから次々にアパートと分譲住宅が建ち並びました。

気に入っていた景色も変わってしまい、とても陽当たりのよかったリビングが、前の壁ギリギリに隣の住宅が建ってしまい全く日が入らなくなってしまいました。そのせいで朝から電気をつけないと本当に暗くて、冬は寒いです。

子供達が小さいので昼寝をするのですが、その時も住宅を建てる音がひどく泣いて起きてしまい大変な思いをしました。周りには建物はしばらく建たず、のどかな田んぼのままだと説明されていたのでショックでした。

やはりこういったこともあるので建売住宅を購入する際には、隣と前の建物との距離感やこれから周囲に建物が建つような土地やスペースがあるかを確認しておいた方がいいです。

特に私の家は北玄関でスペースを広く取り、南からリビングに日差しが差し込む感じだったのですが、南側の窓ギリギリにに新しい住宅が建ってしまいました。日照のことも頭にいれ、日差しが遮られることなく住める住宅を見つけるべきでした。

災害の恐怖もある立地だった

そして、考えてもいなかった恐怖もありました。それは家のすぐ前を流れる川です。普段は水量もそれほどないのですが、台風や大雨の度に水量がかなり増して今にも氾濫しそうになるのです。

子供達にも雨の日の後は近づかないように言っているのですが、まだ小さいので心配です。小さな橋と簡単な柵などはあるのですが子供が興味本位に近づいたらかなり危険です。自宅も浸水するのではないかとハラハラしてしまいます。雨や台風で川がこんなに増水するなんて思ってもいなかったので、大雨や台風の時には恐怖で仕方ありません。

建売住宅を購入する際には、自然災害に耐えられるか、できるだけ被害を受けにくい立地にあるかを必ず確認するべきです。お手頃な価格で購入できたとしても、どんな立地にある住宅なのかをしっかり確認しないと毎日の生活が不安になり、心配事が尽きない暮らしになってしまいます。

建売住宅を購入する前は必ず自分の足で近隣を確認するべき

べあ

体験者さまは、おそらく新しく開発が進み出した地域の建売住宅を買ったのでは無いかと思います。

営業マンは売りたいと必死になって説明が適当になることもあるかと思います。体験者さまが言うように、自分の足で確認しに行くことはとても大事だと思います。

また、田舎やのどかな地域に建売住宅が建つということは、その地域がこれから開発が進む可能性があるということだと思います。

体験者さまが日差しを遮られたと言ったように、あなたが検討している建売住宅でも、近くに空き地があればそれは十分に起こる可能性があると思うべきです。

べあ

立地は住んでからでは分からないことも多いです。だからこそ、購入前に色々な条件で近隣をみた方が良いと思います。できれば車を降りて歩くべきです。

今回の体験談はそのことを痛感させてくれたと思います。貴重な体験談をありがとうございました。

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