新築でも収納が足りない!小さい子供がいると収納品はこんなに増える!

べあ

今回は収納で失敗をしてしまった40代男性の話です。収納が足りなくなる理由、不便に感じる理由とそれらの解決方法の提案が参考になると思います。
ぜひ参考にしてください。

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足りなくなる収納、使い勝手が悪くなる収納

私は収納スペースの間取りで失敗しました(収納スペースが足りません)

新築をするにあたって、今までの賃貸住宅で苦労した箇所は充実させたいと思っていました。賃貸住宅で困った所は収納スペースが限られている点でした。結婚後、住み始めた賃貸住宅は、新生活の始めとあって、もともと物が少ない中での生活開始であったので収納不足は感じませんでした。

子供が増えると荷物も一気に増える

しかし、子どもが一人、二人と生まれると、驚くスピードで荷物が増えていきます。処分しても処分しても減らない感じです。そのため、新築して引っ越す直前は6畳和室1室が倉庫のようになってしまいました。掃除も行き届かず、埃が見えるその部屋を嫌だなと思っていました。

このように賃貸住宅の時は収納が足りなかったので、新築の設計段階では収納に重点をおきました。1階にはパントリーを設けてキッチンの収納量を増やしました。階下(階段下)収納には季節の電化製品を収納するためのスペースを作ってもらいました。2階にはウォークインクローゼットや収納庫も設計に盛り込みました。自己満足ですが、これだけ収納があれば充分であろうと思いました。

完璧だと思っていたけど収納は足りなかった

しかし、出来上がってみると、季節違いの服はどこにしまうのか悩みました。クローゼットの中で夏物と冬物で入れ替えが必要だと気づいたのです。

また、子どもの幼稚園の頃の制作物や写真といった、整理整頓して保管したい物の対処で困りました。そうです。あれだけ注意したはずなのに収納スペースが狭すぎたのです。設置したクローゼットや収納庫には棚を設けて収納量も増加させましたがやはり不足してしまいました。

屋根裏収納を作るべきだった

その時に悔やんだのは、検討したけど作らなかった屋根裏収納です。今でも屋根裏収納を設ければよかったと後悔しています。

1~2階のスペースに物品庫のスペースは設けづらいですよね。そのようなスペースを作るくらいなら部屋数を増やしたい、共有スペース(リビング)を拡げたいと考えます。それに、予算の問題もあり、面積・坪数が増えれば予算も上がってきます。予算と坪数のバランスは本当に難しいです。

どこに何を入れるべきか考える必要がある

住んでわかったのですが、収納庫や収納スペースはそれほど居室に設置する必要は無いように感じています。

例えば、1年に1~2回くらいしか使わないひな人形や節句兜は、頻繁に出し入れする物を入れるような1~2階の収納スペースに置く必要は無いのです。

今の私の家では、ひな人形や節句五月人形を生活に近いスペースに保管しているので、その部分に本当に必要な物が収納が出来なくなっています。そのため日常生活での物の出し入れがとても不便です。

そこで作っておけばよかったのが屋根裏収納です。これがあれば2階とほぼ同じ面積の屋根裏が収納スペースになります。日常生活に不要なものは全てそこに入れておけます。

屋根裏収納の後付けは難しい

しかも、屋根裏収納を作るための追加料金は、新築時なら30万円位のお安い価格でした。設計時にこのことに気付いておくべきでした。

後から追加する屋根裏収納は追加だけあって不都合があります。例えば、天井へ上がる場合、使用する階段の設置場所をどこにするのかを決めるのだけでも大変です。

新築後、数年してからの追加工事も可能です。しかし、金額を確認すると割高になります。もっと計画的に屋根裏収納を考えておけば良かったです。

不動産会社の営業や設計士から建設的な意見は上りませんでした。営業マンは販売事績が残れば、設計に関わりたくないのかなと思いました。

便利な収納は生活にメリハリをつけてくれる

屋根裏収納があれば、夏・冬の布団交換もスムーズです。布団の交換によって、毎年季節の変化から生活のメリハリが付きます。屋根裏収納ならば、布団圧縮などの必要もありませんね。とにかく広いスペースはいろいろ活用できます。

屋根裏収納は新築時に設置した方がよいです。これから長きにわたって、使うことを考えると早いうちの設置が良いです。

収納物は必ず増える!屋根裏収納は検討するべき

これから注文住宅を考える方々は、収納に注目していただきたいです。家族が増えて、年数が増えると「思い出の品」が増えていきます。そのような状態でも、屋根裏収納を作って、整理整頓すれば保管が可能でしょう。ちょっと懐かしいキャラクターを屋根裏スペースに保管してもいいですね。収納が少ないと、表に荷物が出てきて美しくありません。

新築をする時、私たちはつい全体の坪数を気にしてしまって、収納を軽く考えてしまう傾向があります。屋根裏収納の活用方法を考えて、実際に設けるメリットを担当営業または一級建築士の意見を参考にしても良いと思います。設計件数の豊富な方から教えていただけるとても貴重な意見です。建てた後に「ああすればよかった」と後悔するのは残念ですからね。

屋根裏収納は便利!でも注意点もあります

べあ

私の家も体験者さまと同じく、現在、収納は全く足りていません。私も同様に、子供ができたら一気に物が増えました。

べあ

屋根裏収納はとても良いアイディアだと思います。作ることができるなら検討するべきだと思います。ただ、屋根裏収納が部屋として勘定されると固定資産税が高くなると思います。そこは注意するべきですね。

べあ

あとは屋根裏収納は、普段の生活の中ではおそらくほぼ放置状態になると思うので、害虫やネズミなどが発生しないように気をつける必要はあるのかなと思いました。

上手に活用できたらかなり収納力は上がるし、間取りの面でもメリットは大きいと思います。ぜひ参考にしてください。

貴重な体験談をありがとうございました。

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